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ナマケモノのいる学校
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ナマケモノのいる学校

 本校にときどき、珍客というか、特別優待生というか、「先生」が姿を見せてくれます。それがナマケモノです。ナマケモノといっても、怠け者ではありません。南アメリカ、中央アメリカの熱帯林に生息するほ乳類のナマケモノです。ナマケモノには、指が3本のミユビナマケモノと2本のフタユビナマケモノがいますが、本校に訪れるのはかわいい顔をした前者です。ナマケモノは、生涯のほとんどを樹にぶらさがって過ごし、食事や睡眠、交尾、出産までも樹にぶら下がったまま行います。週に1回程度、樹上から降り、地上で排便、排尿を行います。地上では動作は遅いですが、泳ぎは上手です。16世紀にヨーロッパで初めて紹介された当初は、えさを全くとらず、風から栄養を摂取する動物だと考えられていました。実際には、1日に8グラム(ご飯でいうとなんと一口分!)ほどの植物を食べます。外気に合わせて体温を変化させることにより代謝を抑えています。つまり、現生ほ乳類では珍しい変温動物なのです。危険を承知の上で、ゆっくりと樹の根元まで降り、用を足すナマケモノ、地面に浅い穴を掘って、そこに糞(ふん)をしたあとは、枯れ葉でそれをおおうことも忘れません。実はこの習慣が、木々にとっては重要な意味を持っています。ナマケモノは葉を食べて得た栄養を樹に返すことで、自分たちが食べている樹の命を支え、育てているのです。このエコの精神を私たちも見習いたいと思います。ナマケモノは怠け者にあらず、最高のエコロジストであり、私たちの最高の「先生」なのです。
 
    

    
      
                                                                                  

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