ベネズエラは赤道のすぐ北側にある「常夏の国」です。1年中温暖で、緑いっぱい、花いっぱいの天国のような国です。カラカスは1000メートルの高地にあるため、熱帯特有の蒸し暑さがなく、1年を通して、爽やかな天候です。吹く風にも緑の色がついているというぐらい、緑豊かな大地が広がっています。学校のあるエル・アティージョの地は、さらにカラカスより爽やかで、緑も濃く、花も鳥も野生動物も多く生息しています。そんな中にある学校ですから、花が1年中咲き乱れています。1年中、花の楽園です。その花の蜜を求めて、蝶が舞い、野鳥が訪れます。そんな日本人学校の樹木にはすべてに名札が付いています。「あの花がきれいだった。」「とか「あの花が今日、咲き出した。」なんていうのは、花の立場になったら、大変失礼なことだと思いませんか。「アパマテの花がきれい。」「アラグアネイが咲き出した。」…日本人学校での会話はこうなるわけです。(少し冗談が入っていますが…)緑と南国の花いっぱいの学校、それがカラカス日本人学校です。私たちの誇りです。
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